|
項線維腫(nuchal fibrosis)は比較的稀な病気でうなじ(項部)に皮下に腫瘤を形成し徐々に大きくなってきます。
写真1は皮膚と一緒に腫瘤部分を摘出されたものです。周囲に正常皮膚がみられます。腫瘤部分は不整な形で膨隆しています。
写真2は割面です。表皮下から皮下脂肪(黄色)の部分までびまん性に白なっています。拡大すると(下の写真)白い線維束が上下に走行しているのがわかります。右下に顕微鏡写真を載せていますが、ケロイドと異なり線維化束は硝子様肥厚はしておらず、特に方向性も持っていません。難しくなりましたが、肉眼的にケロイドとの鑑別が難しいようです。
|